インターネットトレンドウォッチング
ホームページを外注して制作するのにも、それなりにコツがある。とてもいい業者に当たって、おまかせしておけばOK、という場合もあるだろう。それでも、「発注」という技術の差によって、出来上がりの満足度やさらには効果にも違いが出てくる。
通常、そういった発注の技術について、議論されることはほとんどない。そこで、このページではその問題を考えてみたい。
ホームページを発注する前に考えておくことはいろいろある。ホームページの種類にもいろいろあるが、会社案内と通販サイトではまったくやり方が異なる。今回は会社案内について考えてみよう。
まず、やるべきことは、ホームページの目的を固めることである。これがはっきりしないのなら、制作する意味がない。ターゲットも決める。
次にやるべきことは、自社の業務内容を書き出すことである。まったく知らない人に説明することを想定して、わかりやすく説明してみよう。会社の業務内容を整理して説明することにしても、担当者の一存で決めることはできないため、コンセンサスを得ることも必要である。
その次にやるべきことは、自社の方針、あるいは企業理念を明確にすることである。これは簡単な作業ではない。もし、会社に企業理念などの規定があれば、それでOKである。しかし、会社にそうした規定がなければ、どうするのか。通常、中小企業が発注する場合であれば、担当者がひとりいるだろう。その担当者が、ひとりで会社の企業理念を決定する権限はない。そこで、企業理念をトップや重役を含めて、決めていくという作業が必要になる。これは、ホームページ制作とは別の範疇にある大きな作業となるだろう。また、企業理念があったとしても、それが内部に向かってのもので、外部には意味をなさない場合もあるだろう。その場合も、トップを含めて、コンセンサスをつくる必要がある。
4番目にやるべきことは、自社のセールスポイントを書き出すことである。これもまったく知らない人に説明することを想定して、わかりやすく説明してみよう。セールスポイントについては、抽象的なお題目では伝わりにくいため、何らかの根拠をあげることも必要だろう。
そして、こうした要素を書き出したあと、それ以外にホームページに記載すべき項目を書き出し、全体のページ構成を考えなければならない。
また、それと平行して、イメージをどういう方向にもっていくか(親しみやすいとか、ハイテクっぽくとか)、あるいは業務を説明するための具体的な写真をどうするかについても、考えなければならない。
このように、発注する前に考えておかなければならない要素は多い。とくに、企業理念にかかわる部分が大切であり、それを決めるのは、会社の方針を決めることであり、きわめて重要な作業となる。業者にそれを相談しながら制作するとなると、コンサルタントの要素をもった業者に依頼することが必要になるだろう。





