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2008/6/12、米ヤフーはグーグルと北米でのネット広告事業で提携すると発表した。
日経新聞2008/6/13夕刊
ヤフーはネット検索の結果に関係する広告をウェブサイト上に表示するアドセンスとよぶグーグルの広告サービスを米国とカナダで利用する。提携は最長10年。
これは、ポータルサイトとして競合関係にある2社が提携することで、一大勢力が生まれることを意味している。日本ではヤフーが強いが、アメリカではグーグルが強い。その強いグーグルが、ますます強くなる。
記事の脇に書いてある解説では、米インターネット広告市場は212億ドル(約2兆3000億円)という。グーグルのシェアは28.0%で、ヤフーのシェアは15.7%である。ということは、グーグルの広告売上は6440億円、ヤフーは3611億円。その両方にグーグルの広告が配信される。
それにしても、グーグルのアドセンスは凄い「発明」である。これは検索連動型広告といわれるもので、それ以前にはバナー広告が主流であった。そこにグーグルが開発したアドセンスは検索結果に連動した広告が瞬時に選び撮られて表示されるため、ユーザーの求めるものにフィットした広告が表示される。しかも、それはバナーとは異なり、自動的に表示されるので、手間がかからない。また、広告主は低予算で広告を出せ、広告の民主化というか、広告主のすそ野を大きく広げた。ネット広告のなかで、検索連動型広告が4割を占めるという。
このアドセンスの意義はきわめて大きい。ネット社会の収益モデルのなかでもダントツにすぐれた画期的なものであるし、自動的にどんどんグーグルにお金が入るという意味で、収益への貢献は素晴らしいものがある。グーグルという会社はほんとうに頭がいいと感心するしかない。
今回の騒動で、ネット上においてマイクロソフトが苦戦していることは明らかである。その状況を一挙に逆転しようと、ヤフーの買収を狙ったが、不発に終わった。そうしたネット上の巨人どうしの戦いにはとくに興味はない。マイクロソフトが後退しても、インターネットは発展しつづけるだろう。ただ、ネット広告はグーグルのアドセンスがの独走はまだまだつづように思われる。
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グーグルに勝つ広告モデル (光文社新書 349) 岡本一郎 光文社 2008-05-16 平均評価点4.0 コメント:特に斬新さなく凡庸 コメント:あくまでメディア側への提案 コメント:広く深くえぐってます コメント:すべてのコンテンツは対立関係にある コメント:マスメディア関係者は読んだ方がよい |






