インターネットトレンドウォッチング2008年2月アーカイブ
データ通信カードとはパソコンに差し込むことにより(契約必要)、無線でインターネットに接続できる周辺機器である。
先日の日本経済新聞によると、データ通信カードを使う人がふえているという(2008/2/23)。とくに、最近は就職活動にデータ通信カードを買う学生が多いらしい。
会社説明会の日程などを外出中にもチェックし、いち早く申し込むのだという。メールやニュースのチェックは携帯でもできるが、就職サイトのチェックにはPCが必要で、それを日中もやらなければならないという。学生もたいへんである。
調査によると、データ通信カードの売上は昨年の11月以降急伸しており、1月は前年比2.4倍だったという。
そのひとつの原因は、当ブログでも紹介したが、イー・モバイルの新しい定額サービスによって価格が下がったことにある。イーモバイルの月4980円(データプラン)は、速さもあるし、魅力的である。
また、最近は社会人になっても、家にADSLを引かずに、データカードで済ます人も多いらしい。
seo-suiteの2008年2月の記事によると、この1月にYahoo!!の順位が下がったサイトを調査した結果、ひとつの傾向が明らかになったという。
それは、Yahoo!のカテゴリーに登録されていないサイトの順位が落ち、Yohooのカテゴリー登録の重要性が大きくなったということである。なるほど、そうか。当サイトはカテゴリー登録されているので、とくに影響は感じなかったが、もしかしたら、未登録のサイトが下がった結果として、相対的に順位が上がったかもしれない。
Yahoo!としては自分たちが手塩にかけて育てたカテゴリーの価値を上げようとするのは、当然の行為だろう。ここのところ、Yahoo!のロボットの検索アルゴリズムの精度が悪いとして、2ちゃんねるなどで問題視されていた。それは私も感じることである。最近、Yahoo!で検索してみた結果をみると、Yahoo!の順位の上位のサイトはつまらないサイトばかりだ。
そうした不満を解消するには、カテゴリー重視に帰ることはありうることである。カテゴリーはYahoo!の人間(バイトかもしれない)がひとつずつ目でたしかめてOKを出したサイトだから、とんでもないサイトは当然除外されており、それなりの質的レベルが保たれている可能性がある。
いずれにしても、私たちのようなサイト制作者、サイト運営者にとっては、Yahoo!のカテゴリー登録がSEO対策上またまた重要になっているのはたしかだろう。
seo-suiteの記事
ttps://www.seo-suite.jp/research.html
インターネットの一般化によるひとつの効果として、一般人の発言力が増したということがあるだろう。そのことに貢献したのはひとつは2ちゃんねるであり、もうひとつはブログである。
ブログによるクチコミ効果に、企業のほうも注目している。NTTコミュニケーションズが運営している「トレビュー」というサイトがある。
これはブログによって発生するトレンドを集積して、ひとつのうねりにしようとしているようにみえる。あるいは、トレンドの萌芽をいち早くつかもうとするのにも役立つだろう。サイト運営という点からみると、こういうサイトは一度つくってしまえば、一般のブロガーがどんどん書き込んでくれるので、手間いらずでいい。
このサイト以外にも、ブログのクチコミ効果に着目する動きはあちこちであり、そのクチコミを企業の利益のために利用するための努力がおこなわれている。とはいえ、そもそもクチコミは企業の力でコントロールできるものなのか、あるいはコントロールしたクチコミが企業の利益に貢献するのか、こうした点はまだまだ未知数である。
ブログのクチコミ効果をめぐる動きのひとつとして「トレビュー」に注目してみた。
ブログをもっている人は、登録してみてはいかがだろう。
| クチコミblogランキング『TREview』 |
インプレスR&Dがインターネット利用動向調査をまとめた「インターネット白書2007」(2007/6/21)をみると、ブロードバンド世帯普及率は50.9%であり、全世帯の半数を超えている。そして、利用世帯のうちの79.5%がブロードバンドを利用している。
つまり、日本の半分はブロードバンドである。インターネットが普及しはじめた10年ほど前は、ブロードバンドになれば、ネットでテレビが見られ、通信と放送が融合するという夢がよく語られた。現在、そういうことにはなっていないが、インターネットは着実に生活に根付いた。
インターネット通販はだれでも普通に利用するし、ちょとした調べものもネットを使うことが多い。私もいろいろと恩恵を受けている。
このようなブロードバンドの普及に貢献したのはやはりソフトバンクである。ソフトバンクがヤフーBBを設立し、低価格のADSLの普及を促進させたからこそ、いまがある。NTTだけなら、もっと歩みは遅かっただろう。
ホームページ制作業もまた間接的にソフトバンクの恩恵を受けているといえるだろう。ネットが普及することによって、仕事がふえているのはたしかである。私の場合、楽天の恩恵は何もないが、ソフトバンクの恩恵は大きいと思う。
「オーバーチュア」という日本人には発音しにくい名前のサービスがある。ネット上では「伯母ちゃん」などともよばれているが、もうすでに有名である。
オーバーチュアというのは社名で、Yahoo! JAPANの検索結果に、3行広告のような広告を表示するサービスが商品であり、商品名は「スポンサードサーチ」という。
これは検索連動型広告、あるいはリスティング広告などと一般によばれるもので、ヤフーの検索画面に検索語に合った広告を表示させるものである。クリックされた数だけ、料金が発生する。つまり、広告の効果が明確なことが、いままでのメディアにはなかった特長である。
私も実際、このサービス利用しているのだが、使ってみた実感として、きわめて画期的なものであり、感心することしきりである。画期的なことは第1に、小規模予算で広告が打てる。個人商店や小さな自営業者でも、全国広告が打てるため、大企業と勝負できる。
第2に、料金が入札制を取り入れており、その仕組が合理的である。人気のあるキーワードは高くなり、人気のないキーワードは安い。経済合理性がみごとに貫かれている。
第3に、予算のコントロールが容易である。予算の上限を日ごとに定めることができ、また、広告のキーワードごとに予算を定めることができる。そして、クリックされた分だけ支払いが発生するので、ムダがない。
というわけで、参りました。ほめるしかない。このサービスはほんとうに素晴らしいと思う。小規模事業者の福音である。月に1~2万円の予算でも可能なので、試してみてほしい。





